先週から気温がぐんと上がりましたね。この期を逃さずフル試走を行いました。
何度も心折れそうになりながらMTBを担ぎ上げて、やっと見られるこの絶景。
一昨年の台風の爪痕は未だに深く。
わかりにくい分岐には、コマ図での説明に加えてカラーテープも残しておきます。これがまた背中で重くて・・・
両脇が断崖絶壁の尾根筋にぶっとい倒木が。乗り越えるしかありませんが、足がすくみます。枝が顔面を直撃するのでゴーグルも必須でした。ハァハァしても曇らないArieteのゴーグルは、DOAでもお世話になっているBONSAIMOTO様でもおなじみですね。この日はハァハァなんてもんじゃ済みませんでしたけどね。
MTBメットも新調。トロイリーデザインの後頭部しっかり保護タイプ。ゴーグルのかかりもいいです。
尾根筋は木の根だらけ。いい感じでペダリングしていると、スカッ!と足元をすくわれて吹っ飛んでしまったり。
ここも延々とMTBを担ぎ上げて辿り着く山頂、これでもかというくらいきついポイントが続いたあとなので心にしみる絶景です。ここからはMTBらしくダウンヒルを楽しめる快走ルート。
尾根のど真ん中に尾根幅と同じくらいの太さの大木が・・・。斜面も根が張り出していて、どうすりゃいいんだと。
ふと振り返ると、山道をえぐる崩落跡。この道ももう長くないかも。
折り重なった倒木の間からMTBを引っ張り出し・・・
V字谷の沢から引っ張り上げ・・・
早桜がすでに葉桜となりつつある南房総で大汗をかき・・・
やっと海へ!! 達成感半端ないのですが、まだ片道です・・・。そんなこんなでRC4のルート、か・な・りいい感じです。
余談。今回から使いはじめたのは昨春購入した新マシン、カナダのロッキーマウンテンGlowler40。先代のGTと同じく、かの有名なMTBの老舗ワークショップモンキーさんで面倒見ていただくことになりました。コロナ騒動で初乗りが延々伸びていましたが、この試走がようやくの初ライドです。はじめての29インチホイールで、舗装路区間はずいぶん速度に乗りやすくなりました。2.5のセミファットタイヤなので荒れた路面でもエアボリュームに余裕があって楽ですねー しかしその反面、担ぐときは大柄さがアダとなってあちこち引っかかり崖でバランスを崩しそうに・・・担ぎ方を再考しないと。
せっかくの久しぶりの新調なので、日進月歩・朝令暮改(笑)のMTB規格の中でも最新なものをひととおり揃えた機種を選びました。そのなかでも今回実戦で最高に便利だったのがドロッパーシートポスト。
ハンドルのレバーひとつで
下がっていたサドルが
シュッと伸びる!! 逆にシートを下げたいときも、レバーを引くだけで体重でさっと落とせる!! もうずいぶん今さらの装備ですが、いやーこんなに山道を走るのに便利とは。「ちょっと止まってクイックで調整すりゃいいじゃん」とのたまっていた過去の自分が恥ずかしい・・・。
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