この週末、ダカールチャンピオン三橋選手がプロデュース(?オーガナイズ?ディレクション?プランニング??)する「白馬ディスカバリー・ライド2018」なるMTBイベントに参加してきました。本格始動前に友人および関係者だけを集めて感触を探るテスト開催という趣のものです。
オフィシャルサイトより。台風接近日でしたがなんとか二日間の天気は保ち、白馬の雄大なロケーションが楽しめました。さすが晴れ男!
ディカバリー〜と銘打つだけあってイベントの主軸は自由度の高いスタンプラリー的な周遊ツーリングであり、スピード競争の要素は皆無。体力については自転車が移動手段であるため多少は必要になるものの、それも漕ぎ上がる高度やダート路面の難度によって松竹梅とプレセッティングルート選びができるので、脚力分相応のものをチョイスすれば2日間を楽しく過ごせる配慮がされていました。
エントラントキット。レギュレーション・・・というほど堅いものではなく、遊び方、というか。ほかリフト券や食事券など。
梅的ルート。 ゆるゆるです。
わりとユルさをウリにしたいというようなことは事前に耳にしていた気がしたので、レーシーかつタイトにキメたサイクルウエアは空気じゃないことはなんとなくお察し。そこでカーゴハーフチノパンを履き、サイクルパンツはそのアンダーにこっそりと。シャツもメッシュの襟付きスポーツポロを組み合わせて脱本気感を本気で醸し出してみました。バックパックも要らないかなあとは思いましたが、用心深い性格なのでツール類やタイヤチューブをいちおう。結果的に出番はありませんでした。
スタート前ブリーフィング。「事前にインフォメーションした通りです」・・・。
スタート前に子供たちがクマ避けの鈴を配ってくれます。そう、子供たちが大勢参加しているのです。聞くと地元のMTBクラブ員だとか。
ルートファインディングすらめんどくさい自分たちのグループは、この子供たちにナビゲーションを丸投げ。気軽に付いていけばいいや〜ぐらいに考えていましたが予想外にパワフルなキッズたちの走りにたびたび後塵を拝することに。はーひー言いながら峠を漕いでいると、すすすす・・・と無言で抜かれていったりして。
松ルートあたりを選択した人々は・・・
なかなか厳しいルートを楽しんだようです。(オフィシャルサイトより)
スタンダードなルートでも、ゴンドラリフトからのダウンヒルあり、
オンルートそこここに地元密着のクイズあり、
静かで穏やかなシングルトレールあり、
ビアフェスの一角を借りてのエイド設定ありと盛りだくさん。
今回はまだまだ主催者の目指す一端を垣間見たという印象ですが、風光明媚な白馬の自然を舞台にこれからどういう展開を見せていくか。「ゲストを正式に呼べる体制が整ったら」一般募集するというので、これからも注目していきたいと思います。でも子供が大勢参加しているスポーツイベントは雰囲気がいいですね。
12月のRallyCrankingでは「厳しさ」を全面に出していますが、旅をテーマにしたMTBのイベントをやりたいとずっと思っていて。白馬での出来事を思い返しながらこんなムービーを観ています。
また今後のヒントのひとつとしてずっと注目している電動スポーツ自転車「e-Bike」。今回の白馬でもクローズドコース内で、この日本未発売のスペシャライズドのバイクを見かけて。いやーかっこいい!! 自分でも入手してイベントに役立てたいと考えています。